不用品買取業者をランキングにました

リユース業界の広がり

2020/02/26

国内だけで4兆円を超えるリユース・マーケット

平成30年度に出された、環境省のリユース市場規模調査報告書によると日本のリユース市場全体の年間販売価格の合計は4兆1,275億円です。そのうち大部分を占める中古自動車小売業は全体の82.7パーセントで3兆4,142億円を占めています。 中古自動車小売業を除く販売額は7,140億円となっています。自動車を除く中古品取扱小売業のうち年間の販売額の割合が高いジャンルは古本小売業が1,274億円、中古電気製品小売業が756億円、骨董品小売業が613億円と中古品取扱業の中で全体の三分の一を三業種が占めています。

リユース市場の拡大の原因は

ここ半世紀の大きな変化としては古本小売業が最も大きいでしょう。大手大型古本買取販売チェーンの台頭によって本の買取が非常に一般的になり、多くの人が中古品の売買を行うようになりました。

中古品の販売に関しては骨董品除くほとんどの業種で店頭販売がメインになっています。リユース市場は今後も成長拡大を続けていく市場として注目されています。その要因のひとつとしてはネット売り上げが拡大していることにもあります。

買取も販売も店頭で行うのがメイン

ではその販売の仕入れとなっている中古品の買取はどのようになっているでしょうか。買取に関しても販売と同様にメインの方法となっているのは店頭での買取です。売りたい物品を持っている消費者が自身で商品を店頭に持ち込み、買い取るという形式をとっています。

古本の小売業が業界として大きい理由としてこのことがひとつの原因としてあります。その他の品物が運搬して持ち込むのが困難なのに対して書籍の場合は簡単に買取店舗に持ち込むことができるからです。

また外観からその機能が維持されているか確認することができるということもあります。他の主要業種である、骨董品や電化製品が実際に現品を確認しなければその価値の損傷が確認しにくいことに対して、書籍の場合は主となる利用方法である「読む」という機能がよほど汚れていない限り損なわれないからです。もちろん汚れていれば価値が下がるものであることに関しては他の品物と変わりはないですが、読めれば商品としての価値が残るという点が、書籍が中古品として流通しやすい理由のひとつでしょう。

店舗に持ち込むのが困難な場合は出張買取も

しかし中には中古品として店舗に持ち込みにくいものもあります。例えば重量のある持ち運びが困難なものや買取業者が少なくて店舗を探すことが難しい品物などがあります。

最近ではそうした品物の買取を行うために出張買取を行っている業者もあります。これは先に挙げた本の場合でも同様に行われているサービスです。持ち運びが困難で店舗まで持ち込むことが難しい品物を買い取るために行われています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です