出張買取業者を利用してできるだけ物を廃棄しないという方法

処分の方法は「売却」と「廃棄」の二通り

要らなくなったものを処分する方法はふたつです。ひとつはその品物を捨てるという方法です、ふたつめはその品物を売却するという方法です。そのふたつの方法というのは品物が手元からなくなるという意味では変わりはありませんが、そこにかかる費用などに関して非常に大きな違いが発生するのです。

「売却」と「廃棄」の違いは

あるものを捨てるということは、そのものはすでに自身の中で廃品であり、使わないものであることを意味します。ものを捨てるためには運搬し、それを廃棄するための費用がかかることになります。

要らないものをゴミとして処分するためには、そのゴミを処分するための費用がかかるのです。

一方で、あるものを売却する場合には、費用は発生しません。売却するということはその商品を欲しがっている人がいるからです。

最近では、フリマアプリなどが発達し、多くの商品を個人間でやり取りすることが可能になってきました。そのやり取りというものは不用品を売り手が渡し、買い手がその代金を支払うというものです。

両方とも元の持ち主が不用品を処分するという面では変わりはありませんが、お金を支払うのか、それとももらえるのかという点では大きく異なるのです。

「リデュース」「リユース」「リサイクル」という三つの試み

環境省では資源の循環についてのさまざまな取り組みが行われています。また経済産業省では、循環型社会形成推進基本法に沿って、ごみをできるだけ出さず、できるだけ多くの物をその社会の中で循環させていく試みが行われています。

3Rという言葉で知られるように、廃棄物が発生することをできるだけ抑制し、再び使用できるものはできるだけ使用をし、そして形を変えてもう一度使用が可能な資源については再び資源として利用する、という試みが行われているのです。

そのためさまざまなものを捨てようとすると、その処分の費用が発生します。単純に捨てるだけでなく、その中から利用できる資源に関しては再び使用するため、そうした資源を取り出すための費用もかかるのです。

再利用を試みる前に再使用できないか検討する

しかし、そうした資源としての再利用を試みる以前に、わたしたちの身の回りにはまだ使えるもので溢れています。問題点としてはそうした再使用できるものをほしがっている人を見つけるのが難しいということ、そして見つけたとしてもそれを運搬するのが難しいということがあるのです

そうした問題点を代わりに解決してくれるのが、中古品売買業者です。

特に最近では、大きなものであっても買い取ってくれる、出張買取を行っている業者も数多くいます。

そうした業者を利用した場合には、個人で売買するよりも買取価格が安くなるのではと心配される方もいらっしゃるかもしれません。しかし、運送費や買い手を探す手間、そして商品に対する保証などを考えるのであれば、その価格の差はそこまで大きなものではないはずです。